ブルガリアのソプラノ歌手ソーニャ・ヨンチェヴァ(Sonya Yoncheva)に17日、故郷プロヴディフ(Plovdiv)の街から名誉市民の称号を授与された。プロヴディフはブルガリア第2の都市。現在はブルガリアとギリシャ、トルコに分かれるトラキア地方の中心都市としての歴史を持つ。
ヨンチェヴァは1981年の生まれで、プロヴディフの音楽芸術学校で学んだ後、ジュネーブ音楽院で学んだ。学生時代からウィリアム・クリスティ、エマニュエル・アイムらの活動に加わり、2010年にプラシド・ドミンゴが主宰する若手歌手のためのコンクール「オペラリア」で優勝して注目を集めた。
その後、2013年にはメトロポリタン歌劇場にデビュー。2017年にはミラノ・スカラ座にもデビューして国際的な活躍を続けている。2014年に結婚した指揮者のドミンゴ・インドヤンとの間に一男一女がいる。本人はFacebookに「故郷に感謝し、情熱と信仰を持ってブルガリアとプロヴディフの文化大使として働き続けます!」とコメントしている。
写真:Sonya Yoncheva
プロヴディフ発 〓 ソプラノのソーニャ・ヨンチェヴァに名誉市民の称号
2021/02/18
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