ポルトガルのピアニスト、マリア・ジョアン・ピレシュ(Maria João Pires)が心臓疾患で当面の活動を休止すると発表した。昨年10月から11月にかけて予定されたアルゼンチン、コロンビア、ブラジル、チリへのツアーもキャンセルされていた。自身のSNSに投稿したもので、病状は回復に向かっており、来年の4月からはコンサートや旅行を再開したいと思っている、と綴っている。
ピレシュはポルトガルの首都リスボン生まれの79歳。2017年末に2018年で現役の舞台からは退くと発表したが、その後も移住先のブラジルのバイーア州サルヴァドールを拠点に国際的な演奏活動を続けており、この数年はベルギーのエリザベート王妃音楽大学で教鞭を執り、若手ピアニストの指導に当たっていた。
写真:Gulbenkian Música
サルヴァドール発 〓 ピアノのマリア・ジョアン・ピレシュが心臓疾患で当面の活動を休止
2024/02/08
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