ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(Wiener Philharmoniker)の2022年の元旦に行う「ニューイヤー・コンサート」のプログラムが発表された。2022年の指揮者は2009年と2014年に次いで3度目の登場となるダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim)。
「ニューイヤー・コンサート」は毎年元旦、彼らが本拠地の楽友協会大ホールで行っている恒例行事。シュトラウス一家のワルツやポルカを演奏する“音楽の都からの音楽の年賀状”。ただ、リッカルド・ムーティの指揮で行われた2021年は新型コロナウイルスの世界的流行で、1939年の創設以来初めて無観客で開催されている。
…… プログラム( ※ ニューイヤーコンサート初登場)
ヨーゼフ・シュトラウス:行進曲《フェニックス》op.105 ※
ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《フェニックスの翼》op.125
ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ《海の精》op.248 ※
ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世:ギャロップ《小さな広告家》op.4
ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《朝の新聞》op.279
エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ・シュネル《小さな年代史》op.128 ※
<休憩>
ヨハン・シュトラウス2世:歌劇《こうもり》序曲
ヨハン・シュトラウス2世:《シャンパン・ポルカ》op.211
カール・ミヒャエル・ツィーラー:ワルツ《夜遊びする人》op.466 ※
ヨハン・シュトラウス2世:行進曲《ペルシャ》op.289
ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《千夜一夜物語》op.346
エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ《プラハへの挨拶》op.144
ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世:Elves. Charakterstück ※
ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ《ニンフたち》op.50 ※
ヨーゼフ・シュトラウス :ワルツ《天体の音楽》 op.235
写真:Wiener Philharmoniker
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ダニエル・バレンボイム指揮ウィーン・フィルニュー・イヤー・コンサート2022年のプログラムが決まりました。本編挿入映像の他に第2部からはウィーン国立バレエ団からのバレエ2曲が入ります。ヨゼフ・シュトラウスのワルツ天体の音楽が2009年と共通しています。2022年11月15日ダニエル・バレンボイム80歳の誕生日おめでとうございます。新型コロナウイルスの影響で2回目の無観客ニュー・イヤー・コンサートは覚悟すべし!