チェリストのヨーヨー・マ(YoYo Ma)が7日、ケネディー・センターでの演奏会に先立ち、ワシントンにあるロシア大使館前の歩道で演奏、ウクライナ侵略に対する抗議のパフォーマンスを行っていたことが明らかになった。米国のメディアが報じている。
現地での報道をまとめると、マは「ゼレンスキー通り」と書かれた即席の道路標識(ウクライナ大統領の名前が書かれた)の横に立ち、パフォーマンスを行っていたという。自転車で通り掛かった人から、なぜ大使館にいるのかと訊かれて、「僕が覚えているのは“誰もが何かをしなければならない”という言葉です」と答えたという。
その夜の演奏会は、ピアノのエマニュエル・アックス、ヴァイオリンのレオニダス・カヴァコスとの共演によるオール・ベートーヴェン・プログラム。演奏会の冒頭でウクライナ国歌が演奏され、聴衆全員が起立して演奏に耳を傾けたという。
写真:YouTube / Ryan Stitt
ワシントン発 〓 ヨーヨー・マがロシア大使館前の歩道で独り演奏、ウクライナ侵略に抗議
2022/03/10
【最終更新日】2022/03/11
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