フィンランドの指揮者サカリ・オラモ(Sakari Oramo)がこのほど、首席指揮者を務めるBBC交響楽団(BBC Symphony Orchestra)との契約を延長した。2013年からその任にあり、任期は2026年の「BBCプロムス」終了まで、4年延びる。
オラモはヘルシンキ生まれの56歳。シベリウス音楽院でヴァイオリンを学び、17歳でアヴァンティ室内管弦楽団の創設に参加。卒業後、フィンランド放送交響楽団のコンサートマスターに就任した。
1989年からシベリウス音楽院で名伯楽ヨルマ・パヌラに改めて指揮を学んで転身。1999年に英国のバーミンガム市交響楽団の音楽監督に就任している(-2008)。
その後、2003年から2012年にフィンランド放送交響楽団の首席指揮者を務め、2008年からはBBC交響楽団に加え、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者も務めている。
写真:BBC Proms
ロンドン発 〓 サカリ・オラモがBBC響との契約を延長、2026年まで任期延びる
2022/04/15
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