国際的に活躍する指揮者を数多く輩出しているフィンランドの俊英タルモ・ペルトコスキ(Tarmo Peltokoski)が老舗レーベル「ドイツ・グラモフォン」と契約した。デビュー・アルバムは首席客演指揮者を務めるブレーメンのドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団を指揮したモーツァルトの交響曲集で、2024年3月にリリースされる。
ペルトコスキはヘルシンキ生まれの23歳。フィリピンとフィンランドのハーフで、14歳の時からシベリウス音楽院でヨルマ・パヌラに師事。同時にサカリ・オラモ、ハンヌ・リントゥ、ユッカ=ペッカ・サラステの下で研鑽を積んだ。2020年にフィンランド放送交響楽団を指揮して指揮者デビューした。
躍進著しいフィンランドの若手指揮者の中でも注目を集める一人で、早くも、2023/2024シーズンからラトビア国立交響楽団の音楽監督兼芸術監督を務め、2024/2025シーズンからトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の音楽監督に就任することが決まっている。ドイツ・カンマーフィルの他、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者も務めている。
写真:Koncertzāle Cēsis
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ハンブルク発 〓 フィンランドの俊英タルモ・ペルトコスキが老舗レーベル「ドイツ・グラモフォン」と契約
2023/10/18
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