NHK交響楽団は首席指揮者のファビオ・ルイージ(Fabio Luisi)との契約をさらに3年延長したと発表した。ルイージは今シーズン、2022/2023シーンから3年の任期をスタートさせたばかり。今回の契約更改で、任期は2027/2028シーズンまで延びる。
ルイージはイタリア・ジェノヴァ出身の64歳。2020/2021シーズンでチューリッヒ歌劇場の音楽監督を退任した後、デンマーク国立のDR放送交響楽団の音楽監督(2017-)、ダラス交響楽団(2020-)の音楽監督を務め、2023/2024シーズンにはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団へのデビューも予定されている。
N響ではこの12月の第2000回定期公演を指揮、2025年にはアムステルダム・コンセルトヘボウ主催の「マーラー音楽祭」にもオーケストラを率いて参加、その直後のヨーロッパ・ツアーも指揮する。また、在任宙の2026年3月には、N響が創立100年という節目を迎える。
写真:Opernhaus Zürich / Monika Rittershaus
東京発 〓 N響が首席指揮者のファビオ・ルイージとの契約を早くも延長
2023/08/31
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。