ウィーン発 〓 ソプラノ歌手のリンダ・ワトソンに「宮廷歌手」の称号

2020/01/20

ソプラノ歌手のリンダ・ワトソン(Linda Watson)に1月19日、「宮廷歌手」の称号が贈られた。ワトソンはサンフランシスコで生まれの60才。ドラマチック・ソプラノを代表する歌手の一人で、ブリュンヒルデ、伯爵夫人、イゾルデ、オルトルート、ヘロディアスなどの役を得意としてきた。

彼女はこの夜、ウィーン国立歌劇場の《ローエングリン》にオルトルート役で出演しており、公演後にドミニク・マイヤー(Dominique Meyer)総裁から伝達された。国立歌劇場デビューは1986年で、レナード・バーンスタインの「静かな場所」に出演した。以来、国立歌劇場には13役柄で55回のステージに立っている。

写真:Wiener Staatsoper

関連記事

  1. ロンドン発 〓 ユロフスキ指揮の《ニーベルングの指環》通し上演を断念、ロンドン・フィル

  2. ストックホルム発 〓 ダニエル・ハーディングがスウェーデン放送交響との契約を延長

  3. 東京発 〓 指揮者の小林研一郎にハンガリーの最高位の勲章「大十字功労章」

  4. 訃報 〓 クシシュトフ・ペンデレツキ(86)ポーランドの作曲家

  5. バイロイト発 〓 バイロイト音楽祭が中止を発表、開幕延期はかなわず

  6. セビリア発 〓 セビリア王立響の次期首席指揮者にルーカス・マシアス=ナバロ

  7. ギュータースロー発 〓 第20回「新しい声」が終了

  8. ヘルシンキ発 〓 ヘルシンキ・フィルの次期首席指揮者にユッカ=ペッカ・サラステ

  9. ロンドン発 〓 英国王立音楽院の弦楽器部門の責任者にコントラバスのグラハム・ミッチェル、ハープ部門はカトリン・フィンチ

  10. ミラノ発 〓 スカラ座がシーズン開幕ガラ・コンサートのプログラムを発表

  11. ソウル発 〓 韓国国立響の次期芸術監督・首席指揮者にロベルト・アバド

  12. ミュンヘン発 〓 ミュンヘン市長もゲルギエフに“最後通牒”、ロシアのウクライナ進攻めぐり

  13. コペンハーゲン発 〓 デンマークも劇場閉鎖

  14. ベルリン発 〓 アルテミス弦楽四重奏団の元第1ヴァイオリン、ヴィネタ・サレイカ=フォルクナーがベルリン・フィルへ

  15. ロンドン発 〓 英国の音楽雑誌「BBCミュージック・マガジン」が年次賞を発表

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。