ソプラノ歌手のリンダ・ワトソン(Linda Watson)に1月19日、「宮廷歌手」の称号が贈られた。ワトソンはサンフランシスコで生まれの60才。ドラマチック・ソプラノを代表する歌手の一人で、ブリュンヒルデ、伯爵夫人、イゾルデ、オルトルート、ヘロディアスなどの役を得意としてきた。
彼女はこの夜、ウィーン国立歌劇場の《ローエングリン》にオルトルート役で出演しており、公演後にドミニク・マイヤー(Dominique Meyer)総裁から伝達された。国立歌劇場デビューは1986年で、レナード・バーンスタインの「静かな場所」に出演した。以来、国立歌劇場には13役柄で55回のステージに立っている。
写真:Wiener Staatsoper
ウィーン発 〓 ソプラノ歌手のリンダ・ワトソンに「宮廷歌手」の称号
2020/01/20
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