ハンブルク発 〓 新制作《後宮からの逃走》で演出家が交代、ハンブルク州立オペラ

2021/10/07

初日まで2週間を切ったハンブルク州立オペラ(Staatsoper Hamburg)のモーツァルト《後宮からの逃走》で演出家の交代が起きた。演出を手掛けていたパウル=ゲオルク・ディートリヒが降板、ダーヴィッド・ベッシュが後を引き継ぐという。発表に寄れば、芸術監督のジョルジュ・デルノンと方向性が合わないためという。

今回の《後宮からの逃走》は新シーズンの新制作。初日は10月17日で、演出家の交代は5日に発表された。指揮はアダム・フィッシャーで、セリムにブルクハルト・クラウスナー、コンスタンツェにトゥーリ・タカラ、ベルモンテにドヴレト・ヌルゲルディエフが起用されている。

写真:Staatsoper Hamburg

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