英国のグラインドボーン音楽祭(Glyndebourne Festival Opera)が2024年の公演ラインナップを発表した。音楽祭は来年90周年という節目で、5月16日から8月25日の日程で開催される。
開幕を飾るのは新制作のビゼー《カルメン》。演出を手掛けるのはブロードウェイミュージカル「ピピン」の演出でトニー賞最優秀演出家賞を受賞しているダイアン・パウルスで、彼女の音楽祭デビューとなる。
もう一つの新製作はレハール《メリー・ウィドウ》で、スティーヴン・プレイスとマーシャ・ベラミーによる新しい英語版が上演される。主役のハンナ役にダニエル・ドゥ・ニース。ラインナップは以下の通り。
ビゼー《カルメン》
5月16日ー8月10日
[演出]ダイアン・パウルス
[指揮]ロビン・ティチアーティ / アンニャ・ビルマイヤー
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
レハール《メリー・ウィドウ》英語版
6月9日ー7月28日
[演出]カル・マクリスタル
[指揮]ジョン・ウィルソン
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
モーツァルト《魔笛》
5月18日ー7月21日
[演出]ルノー・ドゥーセ / アンドレ・バーベ(2019年演出)
[指揮]コンスタンティン・トリンクス
エイジ・オブ・インライトゥメント
ヘンデル《ジュリアス・シーザー》
6月23日ー8月23日
[演出]デイヴィッド・マクヴィカー(2005年演出)
[指揮]ローレンス・カミングス
エイジ・オブ・インライトゥメント
ワーグナー《トリスタンとイゾルデ》
8月2日ー8月25日
[演出]ニコラウス・レーンホフ(2003年演出)
[指揮]ロビン・ティチアーティ
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
写真:Glyndebourne Festival Opera
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