英国を代表するハーピストのオシアン・グウィン・エリス(Osian Gwynn Ellis)が6日に亡くなった。92歳だった。ロンドン交響楽団の首席ハーピストを務めた他、メロス・アンサンブルの創設メンバーで、自らの名前を冠した「オシアン・エリス・ハープ・アンサンブル」も主宰した。交友のあったブリテン以下、多くの作曲家から作品が贈られている。
ウェールズのフィノン・ガロウの生まれで、ロンドンの王立音楽院でグウェンドリン・メイソンにハープを師事。1959年からメイソンの後任として1989年まで教授を務めた。1971年にCBE(大英帝国勲章3等勲爵士)。ウェールズ国際ハープ・フェスティバルの名誉会長も務め、2018年には彼の90歳の誕生日を祝う新作がフェスティバルで初演された。
写真:Osian Ellis
訃報 〓 オシアン・グウィン・エリス(92)英国のハーピスト
2021/01/17
【最終更新日】2023/02/06
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