この16日に開幕する英国のグラインドボーン音楽祭(Glyndebourne Festival Opera)が早くも、来年2026年の公演ラインナップを発表した。2026年は5月21日から8月31日の日程。
発表によると、新制作は音楽祭初演となるプッチーニ《トスカ》とモンテヴェルディ《オルフェオ》の他、リヒャルト・シュトラウス《ナクソス島のアリアドネ》の3作品。ロッシーニ《イタリアのトルコ人》、ブリテン《ビリー・バッド》、モーツァルト《後宮からの逃走》が再演されて都合6作品が上演される。
ラインナップは以下の通り。
プッチーニ《トスカ》= 新制作
5月21日 – 6月22日 / 8月4日 – 8月30日
[演出]テッド・ハフマン
[指揮]ロビン・ティチアーティ – ジョーダン・デ・スーザ
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
[出演]ケイトリン・ゴティマー – ナターリャ・ロマニウ / マッテオ・リッピ – アタラ・アヤン / ヴラジスラフ・スリムスキー – アルフレッド・ウォーカー
モンテヴェルディ《オルフェオ》= 新制作
6月14日 – 7月25日
[演出]ウィリアム・ケントリッジ
[指揮]ジョナサン・コーエン
エイジ・オヴ・インライトゥンメント管弦楽団
[出演]クリスティアン・アダム / フランチェスカ・アスプロモンテ / レイア・レンシング / キャラム・ソープ / ダヴィデ・ジャングレゴリオ
リヒャルト・シュトラウス《ナクソス島のアリアドネ》= 新制作
7月19日 – 8月29日
[演出]ロラン・ペリー
[指揮]ロビン・ティチアーティ
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
[出演]レイチェル・ウィリス=ソレンセン / デヴィッド・バット・フィリップ / アリーナ・ヴンダーリン
ロッシーニ《イタリアのトルコ人》
5月23日 – 7月9日
[演出]マリアム・クレモン
[指揮]ヴィンチェンツォ・ミッレターリ
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
[出演]ロディオン・ポゴソフ / デヴィッド・ポルティーヨ / エレーナ・ヴィラロン / ペーター・カールマン / アンレ・ゴウ
Rodion Pogossov / David Portillo / Elena Villalón / Péter Kálmán / Anle Gou
ブリテン《ビリー・バッド》
6月28日 – 7月30日
[演出]マイケル・グランデージ
[指揮]ニコラス・カーター
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
[出演]トーマス・モール / アラン・クレイトン / サム・カール
Thomas Mole / Allan Clayton / Sam Carl
モーツァルト《後宮からの逃走》
7月31日 – 8月28日
[演出]デイヴィッド・マクヴィカー
[指揮]エヴァン・ロジスター
エイジ・オヴ・インライトゥンメント管弦楽団
[出演]リヴ・レッドパス / アンソニー・レオン / ジュリー・ロゼ / ブレントン・ライアン / マイケル・モフィディアン
写真:Glyndebourne Festival Opera
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