オーストリア・グラーツ歌劇場が2018/2019シーズンのラインナップを発表した。歌劇場の音楽監督は2017/2018のシーズンからウクライナ出身の女流指揮者オクサーナ・リーニフが務めており、2年目のシーズンとなる。
リーニフは1978年、ウクライナ・ブロディ生まれで、リヴィウの音楽院で学んだ後、地元で指揮活動をスタート。2004年に行われたバンベルグ交響楽団主催の第1回「グスタフ・マーラー指揮者コンクール」で第3位を獲得した。
それをきっかけにバンベルグ交響楽団の指揮者ジョナサン・ノットのアシスタントに。その後、ドレスデン音楽院などで研鑽を積み、2013年からバイエルン州立歌劇場でキリル・ペトレンコのアシスタントを務めた経験を持つ。ラインナップは以下の通り。
2018.9
マスカーニ《カヴァレリア・ルスティカーナ》
レオンカヴァッロ《道化師》
指揮:オクサーナ・リーニフ
演出:ロレンツォ・フィオローニ
2018.10
ロッシーニ《セビリアの理髪師》
指揮:マルクス・メルケル
演出:アクセル・ケラー
2018.11
リヒャルト・シュトラウス《サロメ》
指揮:オクサーナ・リーニフ
演出:フロレンティーネ・クレッパー
2018.12
ベーア《ポーランドの婚礼》
指揮:マリウス・ブルケルト
演出:セバスティアン・リッチェル
2019.1
フロトー《マルタ》
指揮:ロビン・エンゲレン
演出:ペーター・ルンド
2019.2
シマノフスキー《ロジェ王》
指揮:ローランド・クルティヒ
演出:ホルガー・ミュラー=ブランデス
2019.3
ドニゼッティ《ルチア》
指揮:アンドレア・サングイネーティ
演出:ヴェレーナ・ストイバー
2019.5
ウェーバー《オベロン》=コンサート・スタイル
指揮:オクサーナ・リーニフ
2019.5
プッチーニ《トスカ》
指揮:オクサーナ・リーニフ
演出:アレクサンダー・ シューリン
グラーツ発 〓 グラーツ歌劇場が2018/2019シーズンのラインナップを発表
2018/05/01
【最終更新日】2022/05/12
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