シカゴ発 〓 音楽監督の報酬、全米一位はシカゴ交響楽団のムーティ

2021/06/17

著名アナリストのドリュー・マクマヌスが毎年行っている2021年版音楽業界レポートが発表された。レポートは米国内の音楽界の経済情報を伝えており、全米の音楽監督の報酬ベスト10が明らかになった。

発表によると、第1位はシカゴ交響楽団の音楽監督を務めるリッカルド・ムーティ。

音楽監督の報酬の順位は以下の通りで、1位のムーティは3,420,804ドル(約3億7,611万9,186円)、10位のマリン・オールソップは756,911ドル(約8,322万2,760円)。

 リッカルド・ムーティ(シカゴ交響楽団音楽監督)3,420,804ドル
 グスターボ・ドゥダメル(ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団)2,857,103
 マイケル・ティルソン・トーマス(サンフランシスコ交響楽団)2,139,720
 アンドリス・ネルソンズ(ボストン交響楽団)1,787,000
 ヤニック・ネゼ=セガン(フィラデルフィア交響楽団)1,672,167
 フランツ・ウェルザー=メスト(クリーブランド交響楽団)1,485,371
 オスモ・ヴァンスカ(ミネソタ管弦楽団)1,036,622
 ヤープ・ファン・ズヴェーデン(ダラス交響楽団)911,024
 ヤープ・ファン・ズヴェーデン(ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団)816,375
 マリン・オールソップ(ボルチモア交響楽団)756,911

写真:Chicago Symphony Orchestra


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ウィーン発 〓 国立歌劇場は予定通り、9月7日に新シーズンを開幕

  2. ロンドン発 〓 イングリッシュ・ナショナル・オペラの芸術監督にアンニリース・ミスキモン

  3. アムステルダム発 〓 ロイヤル・コンセルトヘボウ管のコンサートマスター、リヴィウ・プルナルが今シーズン限りで退団

  4. グラーツ発 〓 ローランド・クルティヒがグラーツ歌劇場の音楽総監督退任へ

  5. ストックホルム発 〓 ロイヤル・ストックホルム・フィルの次期首席指揮者にライアン・バンクロフト

  6. パレルモ発 〓 マッシモ劇場が2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表

  7. ヴェネツィア発 〓 フェニーチェ劇場が2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表

  8. アスペン発 〓 アスペン音楽祭、グリマーグラス・フェスティバルも中止

  9. ライプツィヒ発 〓 ブロムシュテットがモーツァルトの新発見作品を早くも録音

  10. ジュネーブ発 〓 スイス・ロマンド管弦楽団がジョナサン・ノットとの契約を延長、任期に期限なし

  11. フィラデルフィア発 〓 シカゴ響の首席トランペットがフィラデルフィア管に電撃移籍

  12. パレルモ発 〓 マッシモ劇場が新制作のベッリーニ《海賊》をストリーミング配信

  13. ロンドン発 〓 「最も忙しい指揮者」は2023年もネルソンス

  14. 訃報 〓 ミレッラ・フレーニ(84)イタリアのソプラノ歌手

  15. トゥールーズ発 〓 トゥールーズ市長、トゥガン・ソヒエフにロシアのウクライナ侵略についてのコメント発表を要請

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。