7日からパリ行われていた「ロン=ティボー国際音楽コンクール」で13日、日本の亀井聖矢(Masaya Kamei)と韓国のイ・ヒョク(Lee Hyuk)が第1位を分け合った。前回(2019年開催)の三浦謙司に続く、日本人の優勝。また、重森光太郎(Kotaro Shigemori)が第4位に入賞した。
13日の本選はシャトレー座で行われ、6人が出場。亀井はフランソワ・ブーランジェ指揮のギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団との共演で、サン=サーンスのピアノ協奏曲第5番《エジプト風》を弾いた。今回は第1位の他、プレス賞と聴衆賞も併せて受賞している。
亀井は愛知県一宮市出身の20歳。飛び入学特待生として入学した桐朋学園大学在学中で、今年4月の「マリア・カナルス国際ピアノ・コンクール」で第3位を獲得、6月の「ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」でもセミ・ファイナリストに選出されている。
写真:Concours Long-Thibaud
もっと詳しく ▷
パリ発 〓 ピアニストの亀井聖矢、「ロン=ティボー国際音楽コンクール」で韓国のイ・ヒョクと第1位を分け合う
2022/11/14
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。