ブリュンヒルデを歌って音楽祭デビューする予定だった米国のソプラノ歌手クリスティーン・ゴーキー(Christine Goerke)が降板することになった。代役はイレーネ・テオリン(Iréne Theorin)が務める。
降板の理由は、長いリハーサルすべてに参加できないこと。音楽祭は今年から、バレンタイン・シュワルツの新演出による新しい《ニーベルングの指環》の上演が行われるが、そのためには例年以上の長いリハーサル時間が必要になる。
ゴーキーは2018/19シーズンにニューヨーク・メトロポリタン歌劇場でブリュンヒルデを歌っている俊英。今年は降板するが、音楽祭は引き続き、ゴーキーに対して2023年の《トリスタンとイゾルデ》への出演を依頼しているという。
写真:Metropolitan Opera / Richard Termine
バイロイト発 〓 ソプラノのクリスティーン・ゴーキーがバイロイト音楽祭デビューを辞退
2020/03/04
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