訃報 〓 アレクサンドル・ヴェデルニコフ(56)ロシアの指揮者

2020/10/31
【最終更新日】2023/02/06

ロシアの指揮者アレクサンドル・ヴェデルニコフが29日、新型コロナウイルスによる合併症のため、モスクワで亡くなった。56歳だった。2018年から首席指揮者を務めていたデンマーク王立歌劇場が発表した。

ヴェデルニコフはモスクワの生まれ。父親はボリショイ劇場のソリストとして活躍したバス歌手アレクサンドル・ヴェデルニコフ。母親はモスクワ音楽院教授を務めたピアニスト、オルガニストのナタリヤ・グレエワ。

モスクワ音楽院卒業後、1988年から1991年までモスクワにあるダンチェンコ音楽劇場の指揮者のメンバーに加わり、1988年から1995年まではモスクワ放送交響楽団の指揮者。1995年には新設された現在のモスクワ市交響楽団(ロシア・フィルハーモニー交響楽団の初代芸術監督兼首席指揮者に就任した(-2004)。

2001年には37歳の若さでボリショイ劇場の音楽監督に就任するが、2009年にマネージメントとの軋轢から辞任した。その後、2009年にデンマークのオーデンセ交響楽団の首席指揮者に就任。2018年に退任した後は、コペンハーゲンのデンマーク王立歌劇場の首席指揮者を務めていた。

写真:BBC / Chris Christodoulou





関連記事

  1. ボーンマス発 〓 ボーンマス響の首席客演指揮者にマーク・ウィッグルスワース

  2. 訃報 〓 ヒルデ・ザデク(101)ドイツのソプラノ歌手

  3. クラクフ発 〓 作曲家ペンデレツキの国葬が故郷クラクフで

  4. ローマ発 〓 ローマ歌劇場が「カラカラ浴場」での公演を再開、2022年の夏から

  5. コペンハーゲン発 〓 クリストフ・エッシェンバッハがコペンハーゲン・フィルの名誉客演指揮者に

  6. アウグスブルク発 〓 ソプラノのサリー・ドゥ・ラントにバイエルン州から宮廷歌手の称号

  7. ニュルンベルク発 〓 ニュルンベルク響の次期首席指揮者にジョナサン・ダーリントン

  8. ボルツァーノ発 〓 第63回「フェルッチョ・ブゾーニ国際ピアノ・コンクール」の第1位は韓国のパク・ジェホン

  9. ピアチェンツァ発 〓 市立劇場が5月16日の再開場を発表、ドミンゴ、ムーティの出演続く

  10. ウィーン発 〓 国立歌劇場管のコンサートマスターにイスラエルの若手ヤメン・サーディ

  11. アムステルダム発 〓 オランダ放送フィルが首席指揮者のカリーナ・カネラキスとの契約を延長

  12. ニューヨーク発 〓 ニューヨーク・フィルの楽団員が基本給の25%カットに同意

  13. ライプツィヒ発 〓 国際バッハ・コンクールは2025年から毎年開催へ、毎年1部門を開催

  14. ウィーン発 〓 国立歌劇場が4月第3週のストリーミング・ラインナップを発表、新制作の《パルジファル》も

  15. ミュンヘン発 〓 第73回「ミュンヘン国際音楽コンクール」が4部門の優勝者を発表

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。