フレンツェの新市立歌劇場(Teatro del Maggio)に新しいホール「ズービン・メータ・ホール」がオープンした。歌劇場の音楽監督を長く務めた指揮者のメータ(Zubin Mehta)にちなんだ命名で、メータは12月21日に行われたこけら落とし公演を自ら指揮した。
新しいホールは、新しい市立歌劇場の開場10周年を記念して建設が進められていたもので、オペラ劇場、屋上の円形劇場に続く三つ目の演奏スペースとなる。1,100人収容の多目的ホールで、コンサートや小規模なオペラ公演に使われるという。
21日のこけら落とし公演にはセルジョ・マッタレッラ大統領も臨席。テノールのベンジャミン・ベルンハイム、バリトンのマッティア・オリヴィエーリを迎えたプッチーニの「グローリア・ミサ」、ベートーヴェンの交響曲第7番が演奏された。
写真:Teatro del Maggio
もっと詳しく ▷
フィレンツェ発 〓 フレンツェ歌劇場の新しいホール「ズービン・メータ・ホール」がオープン
2021/12/29
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。