ポーランドのポズナン・スタニスワフ・モニューシュコ大劇場(Teatr Wielki im. Stanisława Moniuszki w Poznaniu)が空席だった音楽監督にイタリアの指揮者マルコ・グィダリーニ(Marco Guidarini)を迎えると発表した。
劇場はまた、首席指揮者にヤツェク・カスプシク(Jacek Kaspszyk)を迎えることを発表した。音楽監督、首席指揮者とも、ガブリエル・フムラが2020年に急逝した後、空席になっていた。
グィダリーニはイタリア・ジェノヴァ生まれの61歳。最近では、2001年から2009年までニース歌劇場の音楽監督を務めている。ポズナン・スタニスワフ・モニューシュコ大劇場ではこの7月、「ポーランド・オペラの父」とされるスタニスワフ・モニューシュコの《幽霊屋敷》の新制作を指揮している。
カスプシクはビェルスコ=ビャワ生まれの69歳。1998年よりポーランド国立歌劇場の音楽監督、2002年から2005年まで芸術総監督を務め、2009年から2012年までポーランド国立放送交響楽団の音楽監督を務めたベテラン。
写真:Teatr Wielki im. Stanisława Moniuszki w Poznaniu / Canadian Opera Company
もっと詳しく ▷
ポズナン発 〓 スタニスワフ・モニューシュコ大劇場の音楽監督にイタリアのマルコ・グィダリーニ
2021/09/28
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。