ベルリン発 〓 ロビン・ティチアーティがベルリン・ドイツ響との契約を延長

2020/09/16

指揮者のロビン・ティチアーティ(Robin Ticciati)がベルリン・ドイツ交響楽団(Deutsches Symphonie-Orchester Berlin)との契約を延長した。ティチアーティは2017/2018シーズンから音楽監督を務めており、任期は2027年まで延びる。

イタリア系英国人のティチアーティは、ロンドン生まれの37歳。ヴァイオリン、ピアノ、パーカッションなどを学び、指揮をサー・コリン・デイヴィスとサー・サイモン・ラトルに師事した。

2009年に26歳の若さでスコットランド室内管弦楽団の首席指揮者に就任(-2018)。2014年からは、英国のグラインドボーン音楽祭の第7代音楽監督も務めている。

ベルリン・ドイツ響は第二次大戦後、RIAS放送交響楽団として発足。その後、ベルリン放送交響楽団となり、ドイツ再統一後の1993年、現在の名称に変更している。

写真:Deutsches Symphonie-Orchester Berlin


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ウィーン発 〓 国立歌劇場が約50ぶりの新制作となる《ニュルンベルクのマイスタージンガー》をライブ・ストリーミング

  2. モスクワ発 〓 ネトレプコが新型コロナ感染を明らかに、Instagramへの投稿で

  3. バイロイト音楽祭 〓 ティーレマンは音楽監督ではない、ことを確認

  4. シドニー発 〓 オペラ・オーストラリアが新制作の《ホフマン物語》の上演を延期、コロナ禍で

  5. ザールブリュッケン発 〓 ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルの首席指揮者にジュゼップ・ポンス

  6. ハンブルク発 〓 ガーディナーが新アンサンブル起ち上げ、同じ会場で古巣より1週間早くコンサートを開催、しかも、同じプログラムで

  7. ヘルシンキ発 〓 フィンランド国立オペラが新制作の《トゥーランドット》のストリーミング配信を開始

  8. セビリア発 〓 セビリア王立交響楽団の次期芸術監督にマルク・スーストロ

  9. リガ発 〓 指揮者のカレル・マーク・チチョンがラトビア国籍を取得

  10. ハンブルク発 〓 ハンブルグ交響楽団がアルゲリッチ迎えて「6月音楽祭」を創設

  11. コペンハーゲン発 〓 ルイージが「ドイツ・グラモフォン」からニールセンの交響曲全集

  12. ウィーン発 〓 オーストリア政府がウィーン放送響の廃止否定の声明

  13. マイアミ発 〓 マイアミ響が音楽監督のエドゥアルド・マルトゥレとの契約を延長

  14. フィラデルフィア発 〓 シカゴ響の首席トランペットがフィラデルフィア管に電撃移籍

  15. ピアチェンツァ発 〓 市立劇場が5月16日の再開場を発表、ドミンゴ、ムーティの出演続く

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。