イタリアのピアチェンツァ市立劇場(Teatro Municipale di Piacenza)が5月16日の再開場を発表した。初日の16日はプラシド・ドミンゴの指揮でヴェルディのレクイエムを演奏、新型コロナウイルスの犠牲者に捧げる。
ドミンゴが劇場に登場するのは、歌手として《ルチア》に出演した1972年以来。歌手陣はマリア・ホセ・シーリ、アンナリーサ・ストロッパ、アントニオ・ポーリ、ミケーレ・ペルトゥージで、公演は劇場の公式サイトでストリーミング配信される。
続いて、5月28日、29日にはリッカルド・ムーティ率いるルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団が登場。ドニゼッティ《ドン・パスクワーレ》序曲、ドボルザークの交響曲第9番を取り上げる。
また、7月30日、8月1日には、プッチーニ《トスカ》を上演する。ジョルジア・グエッラ演出のプロダクションで、トスカにキアーラ・イゾットンを起用。フランチェスコ・メーリ、ルカ・サルシが共演する。
写真:Teatro Municipale di Piacenza / DelPapa Mauro
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ピアチェンツァ発 〓 市立劇場が5月16日の再開場を発表、ドミンゴ、ムーティの出演続く
2021/05/06
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