RTVE交響楽団(Orquesta Sinfónica de RTVE)が次期首席指揮者・音楽監督にドイツの指揮者、クリストフ・ケーニヒ(Christoph König)を迎えると発表した。パブロ・ゴンザレスの後任。まず2022年から音楽監督に就任、2023年から首席指揮者も兼ねる。RTVEはスペイン国営放送で、オーケストラは国営放送の所属。本拠地はマドリード。
1968年にドレスデン生まれの53歳。ドレスデン音楽大学(カール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学)で指揮を学び、カラヤン国際指揮者コンクールに入賞。ザクセン州立歌劇場でコリン・デイヴィスのアシスタントとして経験を積んで、その後、欧米のさまざまなオーケストラに客演を続けている。
これまでスウェーデンのマルメ交響楽団、スペインのグラン・カナリア・フィルハーモニー管弦楽団、ポルトガルのオルケストラ・シンフォニカ・ド・ポルト・カサ・ダ・ムジカの首席指揮者を歴任、現在はソリスツ・ヨーロピアンズ・ルクセンブルク(Solistes Européens Luxembourg)の首席指揮者兼音楽監督を務めている。
写真:Christoph König / Baltimore Symphony Orchestra
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マドリッド発 〓 RTVE交響楽団の次期首席指揮者・音楽監督にクリストフ・ケーニヒ
2021/05/27
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