ミュンヘン発 〓 バイエルン州立歌劇場が13日、ドイツの歌劇場のトップを切って再開場

2021/05/12
【最終更新日】2021/05/24

ドイツ・オペラ界の雄ミュンヘンのバイエルン州立歌劇場(Bayerische Staatsoper)が13日、ドイツの歌劇場のトップを切って再開場することになった。PCR検査の証明書が必要で、入場者数も劇場の収容人数の3分の1という条件付ながら脱コロナの第一歩となる。

初日13日にはワーグナー《ワルキューレ》の第1幕が上演。ヨナス・カウフマン、リーゼ・ダヴィドセン、ゲオルク・ツェッペンフェルトが出演する豪華版。バイエルン州立オペラではその後、5月23日にアリベルト・ライマンのオペラ《リア王》を上演する。

《リア王》は新制作のプロダクションで、新演出を手掛けるのはクリストフ・マルターラー。クリスティアン・ゲルハーヘル、アンゲラ・デノケが出演、指揮はユッカ=ペッカ・サラステ。30日には歌劇場のホームページでストリーミング配信される。

写真:Bayerische Staatsoper


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ロサンゼルス発 〓 第62回「グラミー賞」決まる

  2. リューベック発 〓 市立劇場が音楽総監督シュテファン・ヴラダーとの契約を延長

  3. ウィーン発 〓 国立歌劇場が2022年の「オーパンバル」開催を憂慮、新型コロナウイルスの感染再拡大受けて

  4. ロンドン発 〓 英国がイングランド全域で厳しいロックダウンを再導入

  5. ワルシャワ発 〓 第18回「ショパン国際ピアノ・コンクール」予備予選の開催延期

  6. サンタフェ発 〓 サンタフェ・オペラが開催中止を発表

  7. グシュタード発 〓 メニューイン音楽祭が中止を発表

  8. ウィーン発 〓 国立歌劇場に続いて、ウィーン・フィル主催の舞踏会も中止

  9. ハンブルク発 〓 新制作《後宮からの逃走》で演出家が交代、ハンブルク州立オペラ

  10. ハレ発 〓 ヘンデルの生地ハレのヘンデル音楽祭も開催断念

  11. ユトレヒト発 〓 ユトレヒト古楽音楽祭が開催中止を発表、9月開催で初

  12. テルアビブ発 〓 ズービン・メータに新型コロナの陽性反応、イスラエル・フィルの最終日はキャンセル

  13. ロンドン発 〓 新型コロナウイルス感染のアンネ=ゾフィー・ムターがネット上でカルテット演奏

  14. 訃報 〓 ドミニク・アルジェント(91)米国の作曲家

  15. トリノ発 〓 リッカルド・ムーティがストリーミングのための《コジ・ファン・トゥッテ》を指揮してトリノ歌劇場にデビュー

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。