フランス国立オーベルニュ管弦楽団(Orchestre national d’Auvergne)が次期音楽監督にオーストリアのヴァイオリニストで指揮者のトマス・ツェートマイアー(Thomas Zehetmair)を迎えると発表した。2012年からその任にあったロベルト・フォレス・ベセスの後任で、任期は2021/2022シーズンから。
ツェートマイアーはオーストリア・ザルツブルク生まれの59歳。地元のモーツァルテウム音楽院に学んだ後、ヴァイオリニストとして著名な指揮者、オーケストラと数多く共演。1994年にはツェートマイアー四重奏団を結成している。
2000年代に入って指揮者としての活動も本格化、2016年からスイスのムジークコレギウム・ヴィンタートゥーア、2019年からはドイツのシュトゥットガルト室内管弦楽団の首席指揮者などを務めている。
オーベルニュ管弦楽団はフランスの中央部クレルモン=フェランを本拠地とする室内オーケストラ。1981年の設立で、2019年に国立のオーケストラに昇格した。
写真:Stuttgarter Kammerorchester
もっと詳しく ▷
この記事へのコメントはありません。