英国を代表するオーケストラの一つ、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(London Philharmonic Orchestra)の次期首席指揮者がエドワード・ガードナー(Edward Gardner)に決まった。2007/2008シーズンから首席指揮者を務めてきたウラディーミル・ユロフスキの後任で、任期は2021/2022シーズンから5年。
ガードナーは2015年からはノルウエーのベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めており、任期は2021/2022シーズンで切れる。1967年にベルナルト・ハイティンクを迎えてからずっと外国人指揮者が首席指揮者に就いており、英国人の指揮者を迎えるのは約半世紀ぶり。
ガードナーは1974年、英国グロスターの生まれ。ケンブリッジ大学、王立音楽院で学んだ後、ハレ管弦楽団のマーク・エルダーの副指揮者、グラインドボーン音楽祭の巡回公演音楽監督などを経て、2006年にイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督(-2015)に就任。その間、バーミンガム市交響楽団の首席客演指揮者(2011-2016)も務めている。
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団を初めて指揮したのは2003年で、その後、オーケストラがピットに入るグラインドボーン音楽祭の公演で共演を重ねてきたという。
写真:BBC
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ロンドン発 〓 ロンドン・フィルの次期首席指揮者にエドワード・ガードナー
2019/07/26
【最終更新日】2023/04/27
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