イタリアの指揮者ジャンルイジ・ジェルメッティ(Gianluigi Gelmetti)が亡くなった。75歳だった。
ローマ生まれで、イタリアでセルジュ・チェリビダッケやフランコ・フェラーラの薫陶を受け、ウィーン国立音楽演劇大学でハンス・スワロフスキーに指揮を学んだ。
レパートリーは古典派から現代音楽まで幅広く、1989年にシュトゥットガルト放送交響楽団の首席指揮者(-1995)に就任。同時にシュヴェツィンゲン音楽祭の音楽監督を1998年まで務めた。
その後、ローマ歌劇場の首席指揮者(2000-2009)、シドニー交響楽団の首席指揮者兼芸術監督(2004-2008)、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者(2012-2016)を歴任した。
イタリア共和国功労勲章「カヴァリエーレ・ディ・グラン・クローチェ」、フランスの芸術文化勲章シュヴァリエなど授章多数。
写真:Orchestre Philharmonique de Monte-Carlo / Alain Hanel
訃報 〓 ジャンルイジ・ジェルメッティ(75)イタリアの指揮者
2021/08/11
【最終更新日】2023/02/06
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