トビリシ発 〓 ヴァイオリンのバティアシュヴィリが母国ジョージアに若い音楽家を支援するための財団を設立

2021/02/05
【最終更新日】2021/02/09

ヴァイオリニストのリサ・バティアシュヴィリ(Lisa Batiashvili)が母国ジョージア(旧グルジア)で、若い音楽家を支援するための財団を立ち上げたと発表した。

発表によると、海外でキャリアを積むための経済的手段がない、ジョージアの才能ある若い音楽家にサポートを提供することが目的。財団は奨学金を授与する他、ジョージアで2019年に創設されたツィナンダリ音楽祭とも提携していくという。

バティアシュヴィリは1979年、首都トビリシに生まれの40歳。1994年に一家でドイツ・ミュンヘンに移住、1995年に16歳でシベリウス国際ヴァイオリン・コンクールで2位となり、その後、世界的な活躍を続けている。夫はオーボエ奏者のフランソワ・ルルー。

写真:Lisa Batiashvili


    もっと詳しく ▷



関連記事

  1. ストックホルム発 〓 ソプラノ歌手のコルネリア・ベスコフに2022年の「ビルギット・ニルソン奨学金」

  2. 訃報 〓 ゼフランコ・ゼフィレッリ(96)イタリアの映画監督、演出家

  3. プラハ発 〓 チェコ・フィルが昨年秋以来初の“聴衆あり”コンサート

  4. コペンハーゲン発 〓 デンマーク王立オペラの首席指揮者にフランスの若手マリー・ジャコー

  5. アムステルダム発 〓 オランダ国立オペラが2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表

  6. リーズ発 〓 リーズ国際ピアノ・コンクールが「ブラインド審査」導入へ

  7. 東京発 〓 東京交響楽団の新しい楽団長にヴァイオリンの廣岡克隆

  8. パリ発 〓 指揮者のスペランツァ・スカップッチにフランスの「芸術文化勲章シュヴァリエ」

  9. リガ発 〓 2022年の「オペラリア」はラトビア国立歌劇場で

  10. ベルリン発 〓 ベルリン放送響の首席客演指揮者にカリーナ・カネラキス

  11. ハンブルク発 〓 シルヴァン・カンブルランが首席指揮者を務めるハンブルク響との契約を延長

  12. ミュンヘン発 〓 ラトルが新ホール建設求め、バイエルン州の音楽家たちと「フラッシュモブ」

  13. ラハティ発 〓 市が指揮者のダリア・スタセヴスカとの契約を延長

  14. シカゴ発 〓 シカゴ響が来年1月から3月末まで公演をキャンセル

  15. セナボー発 〓 デンマーク・フィルの首席指揮者に自国の若手クリスチャン・オーランド

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。