フランスのボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団(Orchestre National Bordeaux Aquitaine)は次期音楽監督に米国のジョセフ・スヴェンセン(Joseph Swensen)を迎えると発表した。音楽監督は2013年からその任にあったポール・ダニエルが2021年に退任してから空席で、スヴェンセンの任期は2024/2025シーズンから。
スヴェンセンはニュージャージー州ホーボーケン生まれの63歳。父親がノルウェー系、母親が日系という家庭に育ち、ニューヨークのジュリアード音楽院でドロシー・ディレイらに師事。ヴァイオリニストとして活動し、アンドレ・プレヴィン指揮で協奏曲の録音などを残している。
その後、指揮者に転身。これまでスコットランド室内管弦楽団の首席指揮者(1996-2005)、スウェーデンのマルメ歌劇場の音楽監督(2006-2011)などを歴任。また、インディアナ州ブルーミントンのジェイコブズ音楽院の教授などを務めている。
写真:Orchestre national du Capitole de Toulouse / Mairie de Toulouse
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ボルドー発 〓 ボルドー・アキテーヌ国立管の音楽監督にジョセフ・スヴェンセン
2023/05/26
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