米国のサンディエゴ交響楽団(San Diego Symphony)の本拠地ともなる野外ホール「レイディ・シェル」が8月6日に開場した。
オープニング・コンサートは音楽監督を務めるラファエル・パヤーレが指揮台に立ち、パヤーレの妻でチェリストのアリサ・ワイラーシュタイン、ピアノのジャン=イヴ・ティボーデが出演した。
サンディエゴのベイ・エリアにオープンした「レイディ・シェル」は貝殻の中にステージが設けられたようなデザインで、総工費8500万ドル(約93億円)。サンディエゴ交響楽団の公演を含めて年間100公演が行われる予定で、エンターテーメントの一大拠点となることも期待されている。
雨が少ない西海岸らしいコンセプトで、客席の収容人員は1万人。食事を楽しみながら出し物を楽しめるテーブル席なども備え、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団にとってのハリウッド・ボウル的な存在。
サンディエゴ交響楽団は1910年の創設で、ベネズエラ出身のパヤーレが2019/2020シーズンから音楽監督を務めている。
写真:San Diego Symphony
もっと詳しく ▷
サンディエゴ発 〓 サンディエゴ交響楽団の新しい本拠地「レイディ・シェル」がオープン
2021/08/12
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。