フィンランド放送交響楽団(Finnish Radio Symphony Orchestra)が、英国の指揮者ニコラス・コロン(Nicholas Collon)を次期首席指揮者に起用することになった。2013年から首席指揮者を務めるハンヌ・リントゥ(Hannu Lintu)の後任で、任期は2021/2022シーズンから。フィンランド放送交響楽団は1927年の設立。ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団と並び、フィンランドを代表するオーケストラの一つ。
コロンはロンドンの生まれの36歳。イートン校、ケンブリッジ大学のクレア・カレッジでヴィオラ、ピアノ、オルガンを学んだ。指揮をコリン・デイヴィス、マーク・エルダーに学び、2004年に指揮者のロビン・ティチアーティたちとオーロラ管弦楽団を起ち上げて芸術監督に就任。2018/2019シーズンからはオランダのハーグ・レジデンティ管弦楽団の首席指揮者を務めている。
写真:Aurora Orchestra
ヘルシンキ発 〓 フィンランド放送響の次期首席指揮者に英国のニコラス・コロン
2019/05/03
【最終更新日】2019/05/04
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