ベルリンにある3つのオペラハウスの“興行成績”が年末に発表された。それによると、ベルリン・ドイツ・オペラ(Deutsche Oper Berlin)、ベルリン州立歌劇場(Staatsoper Unter den Linden)、コーミッシェ・オーパー(Komische Oper Berlin)の3つの歌劇場はどこもオペラとコンサートで20万人以上を集めており、ドイツ統一時に心配された共倒れはどこ吹く風の勢いだ。
集客数がいちばん多かったのは、ベルリン・ドイツ・オペラで243,500人。公演数は319から290に減ったが、逆に集客は6,600人増えている。ただ、入場率は前年の76.7%から73.2%に低下した。入場率のトップはベルリン州立歌劇場で92%。2018年は劇場の建物の大改装が終わって再開場した最初の年で、約300公演で235,000人を呼び込んだ。一方、コーミッシェ・オーパーは前年より2公演少ない239公演で、220,000人を超える集客。入場率も88.7%と、こちらも9割近い。
写真:Staatsoper Unter den Linden
ベルリン発 〓 3つのオペラハウスが2018年の“興行成績”を発表
2019/01/03
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