ベルギーのモネ劇場(La Monnaie)が2019/2020シーズンの上演ラインナップを発表した。パスカル・デュサパン、バンジャマン・アタイールの新作の世界初演という話題の他、モーツァルトの「ダ・ポンテ3部作」の連続上演も行われる。演出はジャン=フィリップ・クララクとオリビエ・ドルーユ、指揮はアントネッロ・マナコルダ。また、ロメオ・カステルッチの新演出によるオネゲルの《火刑台上のジャンヌ・ダルク》を、大野和士が指揮する。ラインナップは以下の通り。
パスカル・デュサパン《Macbeth Underworld》= 世界初演
2019年9月20日 – 10月5日
演出:トマ・ジョリー
指揮:アラン・アルティノグリュ
出演:マグダレーナ・コジェナー / Georg Nigel / アイル・インデルハウグ / リリー・ヨルシュター / Christel Loetzsch / クリスティン・ジークムントソン / グラハム・クラーク / アンジェリク・ノルダス
バンジャマン・アタイール《Le Silence des Ombres》= 世界初演
2019年9月25日 – 10月6日
演出:オリヴィエ・レクサ
指揮:バンジャマン・アタイール
出演:Julia Szproch / ラケル・カマリーナ / クレマンス・プッサン
ヴェルディ《ジョヴァンナ・ダルコ》 = コンサート形式
2019年10月12日 – 16日
CONDUCTOR:ジュリアーノ・カレッラ
出演:Salome Jicia / イヴァン・アヨン・リーヴァス / ディミトリ・プラタニアス
オネゲル《火刑台上のジャンヌ・ダルク》= 新制作
2019年11月5日 – 12日
演出:ロメオ・カステルッチ
指揮:大野和士
出演:オドレ・ボネ / ドニ・ポダリデス / イルゼ・エーレンス / Tienke van Ingelgem
オッフェンバック《ホフマン物語》= 再演
2019年11月10日 / 2020年1月2日
演出:クリストフ・ ワリコフスキ
指揮:アラン・アルティノグリュ
出演:エリック・カトラー / エネア・スカラ / パトリシア・プティボン / ニコール・シュヴァリエ / ミシェル・ロジエ / ガボール・ブレッツ
アンジェイ・クフィエチンスキ《Moniuszko à Paris》= 新制作
2020年2月28日 – 29日
演出:マルク・レネ
指揮:Rafal Kloczko
チャイコフスキー《スペードの女王》= 再演
2020年4月21日 – 5月9日
指揮:ナタリー・シュトゥッツマン
出演:ドミートリー・ゴロフニン / ローラン・ナウリ / アンナ・ネチャーエワ / ステファン・ドゥグー / シャルロット・ヘレカント
リヒャルト・シュトラウス《薔薇の騎士》= 新制作
2020年6月14日 – 27日
演出:ダミアーノ・ミケレット
指揮:アラン・アルティノグリュ
出演:サリー・マシューズ / Julia Kleiter / ミシェル・ロジエ / ジュリー・ブーリアンヌ / Elena Sancho-Pereg / イルゼ・エーレンス / マシュー・ローズ / マルティン・ヴィンクラー
<ダ・ポンテ三部作>
《フィガロの結婚》
2020年2月18日 / 25日 / 3月1日 / 5日 / 17日 / 21日
出演:ビョルン・バーガー / シモーナ・シャトゥロヴァ / ソフィア・ブルゴス / ロバート・グリアドウ / ジンジャー・コスタ=ジャクソン
《コジ・ファン・トゥッテ》
2020年2月20日 / 27日 / 3月8日 / 10日 / 19日 / 26日
出演:レンネケ・ライテン / ジンジャー・コスタ=ジャクソン / ユーリ・サモイロフ / フアン・フランシスコ・ガテル / リナート・シャハム / リッカルド・ノヴァロ
《ドン・ジョヴァンニ》
2020年2月22日 / 3月3日 / 12日 / 15日 / 24日 / 28日
出演:ビョルン・バーガー / シモーナ・シャトゥロヴァ / レンネケ・ライテン / ロバート・グリアドウ / フアン・フランシスコ・ガテル / ソフィア・ブルゴス / ユーリ・サモイロフ / アレクサンドル・ロスラヴェッツ
写真:La Monnaie
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