ドイツの南ヴェストファーレン・フィルハーモニー管弦楽団(Philharmonisches Orchester Südwestfalen)が次期首席指揮者にナビル・シェハタ(Nabil Shehata)を招くと発表した。シェハタは1980年、クウェート生まれ(父親はエジプト人、母親はドイツ人)。5歳でドイツに移住した。コントラバス奏者として2003年にミュンヘン国際音楽コンクール(Internationaler Musikwettbewerb der ARD)で優勝し、ベルリン州立歌劇場を経て、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者に就任した。
また、ベルリン・フィル五重奏団、ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団などで活動するなど、トップ奏者として期待されたが、指揮者に転身。ダニエル・バレンボイム、クリスティアン・ティーレマンの元で研鑽を積み、2007年に指揮者としてデビューした。南ヴェストファーレン・フィルハーモニー管弦楽団は1957年、「ジーガーラント=オーケストラ」として発足。ドイツ西部の街ヒルヒェンバッハ(Hilchenbach)を本拠地に活動している。
写真:NabilShehata.com
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ヒルヒェンバッハ発 〓 南ヴェストファーレン・フィルが首席指揮者にナビル・シェハタ
2018/12/20
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