訃報 〓 レイヴン・ウィルキンソン、米国のバレリーナ

2018/12/20

アフリカ系の米国人女性として初めて世界的なバレエ団のメンバーになったことで知られる米国のバレリーナ、レイヴン・ウィルキンソン(Raven Wilkinson)が19日に亡くなった。83歳だった。死因などは明らかにされていない。ウィルキンソンは1935年、ニューヨーク生まれ。幼い頃からバレエの世界に入り、20歳だった1955年に「バレエ・リュス・ド・モンテカルロ」に入団。5人のソリストの一員として活躍したが、米国南部へのツアーで激しい人種差別にさらされたことなどから居場所を失って1961年に退団した。

その後、デパートの売り子、修道院での生活を経験してからバレエの世界に戻り、1967年にオランダ国立バレエ団に入団、ソリストとして活躍した。1974年には米国に戻ってニューヨーク・シティ・オペラに入団。1985年まで現役を続け、その後も2011年までキャラクター・ダンサーとして活動を続けた。アメリカン・バレエ・シアター(American Ballet Theatre)でプリンシパルダンサーの地位を獲得した最初のアフリカ系米国人ミスティ・コープランド(Misty Copeland)から師として慕われていた。

写真:Dance Magazine / Cherylynn Tsushima





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