第10回「インディアナポリス国際ヴァイオリンコンクール=International Violin Competition of Indianapolis」が終了、台湾出身の米国人リチャード・リン(27、Richard Lin)が優勝した。第2位は日本の外村理紗(17、Hokamura Risa)、第3位は米国のルーク・シュ(28、Luke Hsu)。賞金は1位が$30,000ドル、2位が15,000ドル、3位が10,000ドル。日本人が入賞するのは第4回(1994年)の神谷美千子の5位以来、24年ぶり。
コンクールは1982年の創設。以来、4年ごとに開催されている。今年のコンクールは9月2-15日の開催で、事前審査を通過した40名のうち38名が出場、ファイナルは6名で行われた。本選は指揮者なしの室内楽オケとの共演でモーツァルトとクライスラーを演奏。後半でレナード・スラットキン指揮のインディアナポリス交響楽団と共演してチャイコフスキーの協奏曲を演奏した。審査委員会は9人で構成され、パメラ・フランク、竹沢恭子、チョーリャン・リンたちがいて、医院長はハイメ・ラレード。
1位のリンは2013年の第5回「仙台国際」第1位。2015年は第9回「ハノーファー国際」で第3位、第1回「シンガポール国際」で第2位、2016年は第15回「ヴィエニャフスキ国際」第5位、第1回「上海アイザック・スターン国際」第5位。2位の外村は東京音楽大学付属高校2年生で、2016年の第70回「全日本学生音楽コンクール」中学校の部・全国大会第1位、2017年の第86回「日本音楽コンクール」第2位。
写真:International Violin Competition of Indianapolis
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インディアナポリス発 〓 第10回「インディアナポリス国際ヴァイオリンコンクール」で外村理紗が2位
2018/09/25
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