バーデン=バーデン発 〓 2027年の復活祭音楽祭はヨアナ・マルヴィッツの指揮でベートーヴェン《フィデリオ》を上演

2026/04/03

ドイツ・バーデン=バーデンの復活祭音楽祭が来年2027年の公演ラインナップを発表した。2027年はベートーヴェンの没後200年で、それを記念してオペラの新制作は《フィデリオ》に決まった。演出はクリストフ・ ワリコフスキ、ヨアナ・マルヴィッツがマーラー室内管弦楽団を指揮。フロレスタンにショーン・パニカー、レオノーレにヴェラ=ロッテ・ベッカーが起用される。

音楽祭は2013年からレジデント・オーケストラを務めてきたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の出演が2025年をもって終了。そのため、2026年から3年間の予定で、クラウス・マケラ率いるロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ヨアナ・マルヴィッツ率いるマーラー室内管弦楽団がレジデント・オーケストラは起用されている。

2027年はマケラの指揮でロイヤル・コンセルトヘボウ管がベートーヴェンのミサ・ソレムニスやベルリオーズの幻想交響曲などを演奏。一方、マルヴィッツはモーツァルトのレクイエムを指揮する。また、2027年はヴァイオリンのルノー・カプソン、ピアノのソンジン・チョ、アリス・サラ・オットらが客演するという。

新体制1年目の2026年は3月28日に開幕。新制作のオペラはワーグナー《ローエングリン》で、マルヴィッツがマーラー室内管を指揮。演出はヨハネス・エラスで、歌手陣はローエングリンにピョートル・ベチャワ、エルザにレイチェル・ウィリス=ソレンセン、オルトルートにターニャ・アリアーネ・バウムガルトナーらが起用されている。

写真:Festspielhaus Baden-Baden


  音楽祭プロフィールはこちら ▷


関連記事

  1. ベルリン発 〓 ベルリン・ドイツ・オペラが駐車場で《ラインの黄金》を上演

  2. ベルリン発 〓 ヨアナ・マルヴィッツがコンツェルトハウス管弦楽団との契約を延長

  3. バイロイト発 〓 バイロイト音楽祭《ニュルンベルクのマイスタージンガー》の公演で、ボー・スコウフスが滑り込みで代役務めて公演救う

  4. ブランデンブルク・アン・デア・ハーフェル発 〓 ブランデンブルク響の首席指揮者にオリヴィエ・タルディ

  5. ニュルンベルク発 〓 ニュルンベルク響の次期首席指揮者にジョナサン・ダーリントン

  6. ベルリン発 〓 ウラディーミル・ユロフスキがベルリン放送響との契約を延長

  7. ザルツブルク発 〓 復活祭音楽祭の開催を断念、新型コロナウイルスの感染拡大で

  8. ベルリン発 〓 コーミッシェ・オーパーが2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表

  9. 訃報 〓 ディナ・ウゴルスカヤ(46)旧ソ連出身のドイツのピアニスト

  10. ベルガモ発 〓 ドニゼッティ・オペラ・フェスティバルが2025年の公演ラインナップを発表

  11. ライプツィヒ発 〓 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が5月の「マーラー・フェスティバル」を2023年に延期

  12. モーツァルト週間 〓 音楽祭はオンライン開催へ

  13. ローマ発 〓 ローマ歌劇場が2025年夏の「カラカラ浴場オペラ」の公演ラインナップを発表

  14. 訃報 〓 ヘルムート・リリング(92)ドイツの指揮者, バッハ演奏の権威

  15. 宮崎発 〓 宮崎国際音楽祭が公演ラインナップを発表、30回目を迎えて音楽監督のバトンが徳永二男から三浦文彰へ

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。