ブレゲンツ発 〓 ブレゲンツ音楽祭が2027年、オトマール・シェック《ペンテジレア》を上演

2026/06/04

オーストリアのブレゲンツ音楽祭(Bregenzer Festspiele)が2027年の夏、祝祭劇場でオトマール・シェック(Othmar Schoeck)のオペラ《ペンテジレア》を上演すると発表した。有名な湖上ステージでは、2026年、2027年は、意外にも音楽祭史上初となるヴェルディ《椿姫》を上演する。新演出はダミアーノ・ミケレットが手掛けている。また、祝祭劇場では2026年、ヤナーチェク《ブロウチェク氏の旅》が上演される。

シェック(1886–1957)はスイス出身の作曲家で、ライプツィヒでバッハ以後のポリフォニーの継承者とされるマックス・レーガーに師事、後期ロマン派の流れを汲みながら濃密で抒情的な作風で知られる。オペラ《ペンテジレア》はハインリヒ・フォン・クライストが書いた悲劇を基に1927年に仕上がった作品。演出はマリアム・クレモンが手掛け、エストニア人指揮者のクリスティーナ・ポスカがウィーン交響楽団を指揮する。

写真:Bregenzer Festspiele


  音楽祭プロフィールはこちら ▷


関連記事

  1. グラフェネック発 〓 小澤征爾がオーストリア音楽劇場賞の特別賞「国際文化貢献賞」を受賞

  2. ブレゲンツ発 〓 フォアアールベルク響が首席指揮者のレオ・マクフォールとの契約を延長

  3. ヴェルビエ発 〓 ヴェルビエ音楽祭も開催断念

  4. ザルツブルク発 〓 ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭、今年は5月21日に開幕

  5. ザルツブルク発 〓 夏の音楽祭が2025年の公演ラインナップを発表、反田恭平と藤田真央も出演

  6. ウィーン発 〓 国立歌劇場で陽性反応、《フィガロの結婚》と《カルメン》上演延期を発表

  7. ベルリン発 〓 州立オペラの次期インテンダントにオーストリアの女流演出家エリザベート・ソボトカ

  8. ペーザロ発 〓 ロッシーニ・オペラ・フェスティバルが2025年の公演ラインナップを発表

  9. モーツァルト週間 〓 2021年の開催断念を発表

  10. ウィーン発 〓 ウィーン・フィルによる恒例のクリスマス・コンサート中止へ

  11. ウィーン発 〓 国立歌劇場管のコンサートマスターにイスラエルの若手ヤメン・サーディ

  12. 訃報 〓 イングリッド・ヘブラー(93)オーストリア出身のピアニスト

  13. ウィーン発 〓 国立歌劇場が新制作の《ファウスト》をストリーミング

  14. トーレ・デル・ラーゴ発 〓 俳優のジャッキー・チェンが《トゥーランドット》を演出、2026年のプッチーニ・フェスティバル

  15. ブレゲンツ音楽祭 〓 2022年の公演ラインナップを発表、湖上ステージの《蝶々夫人》以外に《アルジェのイタリア女》、《アルミーダ》、《シベリア》を上演

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。