[開催都市]
Baden-Baden … Germany
バーデン=バーデン … ドイツ
[開催時期]
2026:3.28 … 4.6
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バーデン=バーデンはドイツ南西部の、かつては王侯貴族が訪れたヨーロッパ有数の温泉保養地。音楽ファンにとっては、この街はブラームスのお気に入りの街として知られる。彼はこの街で10年に渡って夏を過ごし、交響曲第1番などの作品を書いた。また、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、ピエール・ブーレーズの終焉の地でもある。
温泉保養地なので、長く滞在しても飽きないよう、街にはさまざまな仕掛けがある。川沿いの遊歩道、バラ園やさまざまな美術館、ヨーロッパで最も内装が美しいとされるカジノ、そして、さまざまな公演を行うためのプラットホームとしての祝祭劇場と、至れり尽くせりだ。
1998年にオープンした祝祭劇場は、かつては駅舎だったネオ・バロック様式の建物。2500席を持つ劇場に改築され、ヨーロッパ第2の規模を誇る劇場となった。バーデン=バーデンはそれをフル回転させ、年にいくつもの音楽祭を開催、一年を通じて魅力的なプログラムを発信を続けている。
復活祭時期の音楽祭、聖霊降臨祭時期の音楽祭、夏の音楽祭、冬の音楽祭…。中でも、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が2013年にレジデント・オーケストラになったことで復活祭の音楽祭は夏の音楽祭よりも注目を集めるようになった。ベルリン・フィルはヘルベルト・フォン・カラヤンに率いられていた時代から、復活祭時期はオーストリアのザルツブルクの復活祭音楽祭に客演していたからだ。
しかし、ベルリン・フィルの出演は2025年で終了することに。彼らは再びザルツブルク復活祭音楽祭のレジデント・オーケストラに復帰する。そこでこちらは2026年から3年間、クラウス・マケラ率いるロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とヨアナ・マルヴィッツ率いるマーラー室内管弦楽団をレジデント・オーケストラに招聘することになった。若い才能が音楽祭を舞台にどんな活躍を見せるのか、やはり目が離せない音楽祭であることには間違いない。

