ナッシュヴィル発 〓 レナード・スラトキンがナッシュヴィル交響楽団で二度目の音楽顧問

2025/07/17

レナード・スラトキン(Leonard Slatkin)が米国のナッシュヴィル交響楽団(Nashville Symphony)の音楽顧問に就任することになった。スラトキンは2006年から2009年にかけて音楽顧問を務めており、二度目の登板となる。任期は3年間。ナッシュヴィル響は、在任16年のジャンカルロ・ゲレーロが2024/2025シーズンをもって退任してから音楽監督のポストが空席になっている。

スラトキンはロサンゼルス生まれの80歳。1968年にセントルイス交響楽団の指揮者助手となり、1979年から1996年まで音楽監督を務め、オーケストラの演奏水準、知名度を大幅に向上させたことで知られる。その後、ワシントンD.C.のナショナル交響楽団(1996ー2008)、デトロイト交響楽団(2008ー2018)、リヨン国立管弦楽団(2011ー2017)の音楽監督を歴任してきた。

写真:Orquesta Filarmónica de Gran Canaria


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. マンチェスター発 〓 カーチュン・ウォンが日フィルに続いて、ハレ管の首席指揮者に

  2. ドルトムント発 〓 市立オペラがガブリエル・フェルツとの契約を延長

  3. 東京発 〓 久石譲が新作交響曲を自ら世界初演、創立50周年を迎える新日本フィルの2021/2022シーズンのオープニング・コンサートで

  4. ワシントン発 〓 ヨーヨー・マがロシア大使館前の歩道で独り演奏、ウクライナ侵略に抗議

  5. ニューヨーク発 〓 ハイフェッツの全盛期支えたストラディヴァリウスが75年ぶりにオークションに

  6. ベルリン発 〓 作曲家のジョン・ウィリアムズが6月のベルリン・フィルのコンサートをキャンセル

  7. 東京発 〓 都響が2026年4月からの新体制を発表。大野和士が音楽監督を退任、首席指揮者にフィンランドのペッカ・クーシスト

  8. ベルリン発 〓 バレンボイムがベルリン州立オペラの音楽監督を退任

  9. クリスチャンサン発 〓 ナタリー・シュトゥッツマンがクリスチャンサン響との契約を延長

  10. トゥールーズ発 〓 キャピトル劇場が新シーズン、2025/2026シーズンの公演ラインナップを発表

  11. ウィーン発 〓 ウィーン響の第一コンサート・マスターにダリボル・カルヴァイ

  12. オストラヴァ発 〓 ヤナーチェク・フィルの次期芸術監督にロシアの指揮者ダニエル・ライスキン

  13. リール発 〓 リール国立管の次期音楽監督にジョシュア・ワイラースタイン

  14. サンクト・ペテルブルク発 〓 ゲルギエフが本拠地マリインスキー劇場に復帰、続いてモスクワで《ニーベルングの指環》

  15. ハノーファー発 〓 アンドルー・マンゼが北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団との契約を更改

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。