ロサンゼルス・オペラの音楽監督を務める指揮者のジェームズ・コンロン(James Conlon)が任期最後の2025/2026シーズン前に退任することになった。在任19年で500近い公演を指揮してきた。2025/2026シーズンはリナ・ゴンザレス=グラナドスとダリア・スタセヴスカという女性指揮者二人がカバーするという。
コンロンはニューヨーク生まれの74歳。 地元のジュリアード音楽院で指揮を学び、1971年にスポレート音楽祭でムソルグスキーのオペラム《ボリス・ゴドノフ》を指揮してデビューした。1976年にはメトロポリタン歌劇場にもデビュー、現在までに200以上の公演を指揮している。
その後、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団(1983-1991)、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団とケルン歌劇場(1989-2002)、パリ国立オペラ(1995-2004)の音楽監督を歴任。また、2016年から2023年までイタリア・トリノを本拠地にするRAI国立交響楽団の首席指揮者を務めていた。
写真:Los Angeles Opera
ロサンゼルス発 〓 ジェームズ・コンロンが任期最後の2025/2026シーズン前にロサンゼルス・オペラの音楽監督を退任へ

2025/02/14
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