デュッセルドルフ発 〓 インターナショナル・クラシック・ミュージック・アワード2025発表

2025/01/15

今年のICMA(インターナショナル・クラシック・ミュージック・アワード)が14日に発表された。特別功労賞には、デュッセルドルフ交響楽団と首席指揮者のアダム・フィッシャーに加え、ピアニストのオリヴァー・トリンドルが選ばれた。

一方、「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」はアルゼンチンの指揮者、チェンバロ奏者、オルガン奏者であるレオナルド・ ガルシア・アラルコンに、ヴァイオリニストのギドン・クレーメルに「生涯功績」賞が贈られた。また、山田和樹指揮のモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団によるサン=サーンスのオペラ《デジャニール》が「世界初録音」賞に選ばれている。

賞は2011年の創設で、1994年から2010年までは「MIDEMクラシック賞」の後進。授賞式は3月19日、デュッセルドルフのトーンハレ行われる。主な受賞者は以下の通り。

<生涯功績賞>
 ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)

<アーティスト・オブ・ザ・イヤー>
 レオナルド・ ガルシア・アラルコン(指揮・チェンバロ・オルガン)

<若手アーティスト>
 ベンジャミン・クルイトホフ(チェロ)

<発掘賞>
 カン・サラチ(ピアノ)

<作曲家賞>
 クリストフ・エーレンフェルナー

<特別功労賞>
 アダム・フィッシャー(指揮)
 デュッセルドルフ交響楽団
 オリヴァー・トリンドル(ピアノ)

<古楽>
 イル・コンチェルト・カッチーニ
 ニコラ・アクテン(バリトン・撥弦楽器・指揮)
 スケルツィ・ムージカーリ(アンサンブル)

<バロック楽器>
 バッハ:パルティータ第1番~第6番 BWV 825-830
 マルティン・ヘルムヒェン(ピアノ)

<バロック声楽>
 マリアへの祈り
 アンドレアス・ショル(カウンターテナー)
 アレッサンドロ・タンピエーリ(ヴァイオリン)
 アカデミア・ビザンチナ(アンサンブル)

 <声楽>
 夕暮れ
 ウカシュ・ボロヴィチ指揮、ポズナン・フィルハーモニック管弦楽団
 サミュエル・ハッセルホルン(バリトン)
 ユリア・グリューター(ソプラノ)

<合唱曲>
 ブルックナーの世界
 ブルックナー:ミサ第2番、宗教曲
 ペーター・ディクストラ指揮、バイエルン放送合唱団・ミュンヘン放送管弦楽団

<オペラ>
 ワーグナー:歌剧《パルジファル》
 フィリップ・ジョルダン指揮、ウィーン国立歌劇場管弦楽団・合唱団
 ジョナス・カウフマン / ルドヴィク・テジエ / エリーナ・ガランチャ / ゲオルク・ゼッペンフェルト、ヴォルフガング・コッホ

<協奏曲>
 エルガー:ヴァイオリン協奏曲「愛しい人へ」、イーストウェルの庭園
 ロビン・ティチアーティ指揮、ベルリン・ドイツ交響楽団
 ヴィルデ・フラング(ヴァイオリン)

<交響曲>
 エネスク:交響曲第1番ー第3番、ルーマニア狂詩曲
 クリスティアン・マチェラル指揮、フランス放送合唱団、フランス国立管弦楽団

<歴史的録音>
 ブラームス&モーツァルト:ゲザ・アンダ ライブ 1963 & 1974
 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番、モーツァルト:ピアノ協奏曲第18番
 カール・ベーム指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団
 ゲザ・アンダ(ピアノ)

<世界初録音>
 サン=サーンス:デジャニール
 山田和樹指揮、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
 ケイト・アルドリッチ / ジュリアン・ドラン / アナイス・コンスタンス / ジェローム・ブティリエ / アンナ・ドウスレイ

<動画…オペラ>
 ヨハン・シュトラウス二世:喜歌劇《こうもり》
 ウラディーミル・ユロフスキ指揮、バイエルン国立歌劇場管弦楽団
 ディアナ・ダムラウ / ゲオルク・ニグル / カタリーナ・コンラディ / マーティン・ヴィンクラー
 バリー・コスキー(演出)

写真:Posztós János


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. リガ発 〓 指揮者のカレル・マーク・チチョンがラトビア国籍を取得

  2. ゲント発 〓 フランダース・オペラの音楽監督にステファン・ジリアス

  3. ロンドン発 〓 英国がイングランド全域で厳しいロックダウンを再導入

  4. 訃報 〓 ヘスス・ロペス・コボス(78)スペインの指揮者

  5. ミラノ発 〓 マニュエル・ルグリがスカラ座バレエ団の芸術監督に

  6. 訃報 〓 ビリー・ゴールデンバーグ(84)米国の作曲家

  7. 東京発 〓 第34回「高松宮殿下記念世界文化賞」の音楽部門に米国のトランペッター、ウィントン・マルサリス

  8. クアラルンプール発 〓 マレーシア・フィルの音楽監督に準・メルクル

  9. ベルリン発 〓 バレンボイムが一時的に現場復帰

  10. オデーサ発 〓 ウクライナの音楽祭「オデーサ・クラシックス」がエストニの首都タリンに会場を移して開催

  11. ワシントン発 〓 ワシントン・ナショナル・オペラが「ケネディ・センター」を提訴、26億円を超える寄付金の返還を求めて

  12. プラハ発 〓 プラジャーク・クヮルテットが2021年に解散

  13. リール発 〓 リール国立管の次期音楽監督にジョシュア・ワイラースタイン

  14. ミュンヘン発 〓 サイモン・ラトル率いるバイエルン放送響が11月に日本ツアー

  15. ブリュッセル発 〓 モネ劇場が2023/2024シーズンの公演ラインナップを発表、カステルッチの新演出による《ニーベルングの指環》が登場

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。