ブレゲンツ音楽祭 〓 2021年、2022年はホモキ演出の《蝶々夫人》

2018/07/31

オーストリア・ブレゲンツ音楽祭が7月18日に開幕した。オープニング・コンサートはアレクサンダー・ファン・デア・ベレン大統領が臨席し、ヨハネス・エラトの演出によるベルトルト・ゴルトシュミット(1903-1996)のオペラ《ベアトリーチェ・チェンチ》が上演された。ローマ貴族フランチェスコ・チェンチ娘を描いたオペラは1949年の作品で、演奏はヨハンネス・デブス指揮のウィーン交響楽団。一方、ボーデン湖上に特設される舞台を使ったオペラの上演は19日からスタート。2年に1度のペースで新作が上演されているが、今年は昨年に引き続いて、ビゼー《カルメン》。期間中、29公演が行われる。来年と再来年はフィリップ・シュテルツルの新演出によるヴェルディ《リゴレット》。また、その後の2021年、2022年はアンドレアス・ホモキの新演出によるプッチーニ《蝶々夫人》と発表された。

写真:Bregenzer Festspiele


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