ヘルシンキ発 〓 第12回「シベリウス国際ヴァイオリン・コンクール」はヤン・インモが優勝

2022/05/31

フィンランドの首都ヘルシンキで行われていた第12回「シベリウス国際ヴァイオリン・コンクール」で29日、韓国のヤン・インモ(InMo Yang)が優勝した。第2位に米国のネイサン・メルツァー(Nathan Meltzer)、第3位にウクライナのドミトリー・ウドヴィチェンコ(Dmytro Udovychenko)が入賞した。

ヤンは26歳。韓国で音楽教育を受けた後、米国ボストンのニュー・イングランド音楽院でミリアム・フリードに師事、さらにベルリンのハンス・アイスラー音楽大学に進み、アンティエ・ヴァイトハースの下で研鑽を積んだ。2015年にイタリア・ジェノバで行われた第54回「パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール」で優勝している。

コンクールは1965年の創設。若いヴァイオリニストのための登竜門として知られ、世界で最も権威のあるコンクールの一つ。5年に一度の開催で、2020年に開催されるはずだった第12回は新型コロナウイルスの世界的流行で1年以上延期されて、この5月19日に開幕した。

審査委員長は指揮者のサカリ・オラモで、過去最高の240名が応募。そのうち39名が予選に進んだが、ロシア人の二人はロシアのウクライナ侵略で参加が取り消された。第13回は2025年に開催されるという。

写真:International Jean Sibelius Violin Competition


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. フィレンツェ発 〓 フィレンツェ歌劇場が新制作の《リゴレット》をライブ・ストリーミング、ヌッチ、カマレナ出演

  2. アントワープ発 〓 フランダース・オペラの音楽監督にアレホ・ペレス

  3. サンクト・ペテルブルク発 〓 ゲルギエフが本拠地マリインスキー劇場に復帰、続いてモスクワで《ニーベルングの指環》

  4. ロサンゼルス発 〓 マリア・カラスを演じたアンジェリーナ・ジョリー、「ゴールデン・グローブ」賞の主演女優賞の受賞逃す

  5. ブリスベン発 〓 クイーンズランド交響楽団の次期首席指揮者にヨハネス・フリッチュ

  6. ブエノスアイレス発 〓 テアトロ・コロンが2024年の公演ラインナップを発表

  7. ハンブルク発 〓 州立オペラが2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表、音楽総監督ケント・ナガノの最終シーズン

  8. パリ発 〓 ハーディングの後任にクラウス・マケラ、パリ管の次期音楽監督

  9. 訃報 〓 ナイジェル・ロジャース(86)英国のテノール歌手

  10. 東京発 〓 第31回「芥川也寸志サントリー作曲賞」に桑原ゆう《タイム・アビス〜17人の奏者による2群のアンサンブルのための》

  11. アムステルダム発 〓 ロレンツォ・ヴィオッティがオランダ国立オペラ、オランダ・フィルの首席指揮者を退任

  12. ライプツィヒ発 〓 ブロムシュテットがモーツァルトの新発見作品を早くも録音

  13. 東京発 〓 2020年度の分配額が過去最高の1206億円、日本音楽著作権協会

  14. 訃報 〓 クリスティアーヌ・エダ=ピエール(88)フランスのソプラノ歌手

  15. ビリニュス発 〓 ヴァイオリンのヤッシャ・ハイフェッツ・コンクールで、スペインのハビエル・コメサーニャが優勝

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。