ヘルシンキ発 〓 ヘルシンキ・フィルの次期首席指揮者にユッカ=ペッカ・サラステ

2022/04/13

フィンランドのヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団(Helsingin kaupunginorkesteri)が次期首席指揮者にユッカ=ペッカ・サラステ(Jukka-Pekka Saraste)を迎えると発表した。2016年からその任にあったスザンナ・マルッキが2022/2023シーズンで退任するのを受けて。任期は3年。

サラステはフィンランド・ラハティ生まれの65歳。ヴァイオリン奏者として教育を受けた後、シベリウス音楽院でヨルマ・パヌラの元で指揮法を学んだ後、フィンランド放送交響楽団の第2ヴァイオリンの一員として活動。その後、レイフ・セーゲルスタムに師事して指揮者デビューした。

これまでカナダのトロント交響楽団の音楽監督(1994-2001)、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督(2006-2013)、ラハティ交響楽団の芸術監督兼首席指揮者(2008-2011)、ケルンWDR交響楽団の首席指揮者(2010–2019)を歴任してきた。

写真:WDR Sinfonieorchester Köln


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. 青島発 〓 メニューイン音楽学校が青島に中国校

  2. 台北発 〓 準・メルクルが台湾の国家交響楽団の芸術顧問に

  3. ロンドン発 〓 ロンドン響が新シーズン開幕直後に中国、ベトナムへ

  4. キール発 〓 キール歌劇場の音楽総監督にベンジャミン・ライナース

  5. ケルン発 〓 WDR響が首席指揮者のクリスティアン・マチェラルとの契約を延長

  6. 東京発 〓 久石譲が新作交響曲を自ら世界初演、創立50周年を迎える新日本フィルの2021/2022シーズンのオープニング・コンサートで

  7. パリ発 〓 ピアニストの亀井聖矢、「ロン=ティボー国際音楽コンクール」で韓国のイ・ヒョクと第1位を分け合う

  8. デュッセルドルフ発 〓 アダム・フィッシャーが首席指揮者を務めるデュッセルドルフ響との契約を延長

  9. ヴェネチア発 〓 フェニーチェ劇場がストライキで、新シーズンの開幕公演《トゥーランドット》の上演をキャンセル

  10. アムステルダム発 〓 オランダ政府がロックダウンを延長、2022年1月14日まで

  11. ニューヨーク発 〓 新たに11人の女性がドミンゴのセクハラを証言

  12. ローマ発 〓 イタリア、再びロックダウンへ

  13. ブリスベン発 〓 オペラ・オーストラリアが上演を延期していた新制作の《ニーベルングの指環》4部作の通し上演を10月に

  14. 東京発 〓 新国立劇場が2022/2023シーズンの新制作、ムソルグスキー《ボリス・ゴドノフ》を無料ストリーミング配信

  15. シオン発 〓 ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクールが閉幕

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。