プラハ発 〓 チェコ・フィルの音楽監督セミヨン・ビシュコフがロシア批判の声明

2022/02/25

チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(Česká filharmonie)の音楽監督を務めるセミヨン・ビシュコフ(Semyon Bychkov)がロシアのウクライナ進攻に抗議する声明を発表した。オーケストラの本拠地で音楽祭「プラハの春」の主会場であるルドルフィヌムには、連帯を示すべく、ウクライナの国旗が掲げられている。

ビシュコフは1952年、ソ連時代のレニングラード(現在のサンクト・ペテルブルク)生まれの69歳。ユダヤ系ロシア人で、高祖父はウクライナ南部オデッサ歌劇場の指揮者、父親が医師という家庭で育った。レニングラード音楽院でイリヤ・ムーシンに師事して首席で卒業したが、政治信条を理由に1974年にソ連から米国に亡命している。

声明は以下の通り。「ロシアのウクライナへの攻撃と嘘は、世界の他の人がまた戦争紛争の真っ只中になる前に止めなければならない。我々は沈黙していてはならない。1956年、1968年、そしてその前後の歴史が繰り返すのを見てはいけない。死と破壊の担い手は責任を負い、拒絶されなければなりません」。

写真:Česká filharmonie


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ハノーファー発 〓 州立劇場が2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表、第2カペルマイスターの熊倉優が新制作の2作品を指揮

  2. ミラノ発 〓 ミラノ市長がスカラ座にゲルギエフの解任を要求、ロシアのウクライナ進攻で

  3. ブリュッセル発 〓 モネ劇場が新しい公演スケジュールを発表

  4. パリ発 〓 ミルガ・グラジニーテ=ティーラがフランス放送フィルの首席客演指揮者に

  5. イエナ発 〓 イエナ・フィルが音楽総監督のジモン・ガウデンツとの契約を延長

  6. ウィーン発 〓 国立歌劇場がアーカイブを毎日ストリーミング配信、公演休止中の4月2日までは無料で

  7. 訃報 〓 ウィリー・バーマン(80)米国のダンス教師

  8. ロンドン発 〓 ロイヤル・オペラ・ハウスが夏のボリショイ劇場バレエ団ロンドン公演をキャンセル

  9. 訃報 〓 マルチェッロ・ジョルダーニ(56)イタリアのテノール歌手

  10. ロンドン発 〓 ロイヤル・オペラの首席客演指揮者にスペランツァ・スカップッチ

  11. ロンドン発 〓 英国のロイヤル・オペラが2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表

  12. マルセイユ発 〓 マルセイユ・オペラの次期音楽監督にイタリアの指揮者ミケーレ・スポッティ

  13. 訃報 〓 ウド・ツィンマーマン(78)作曲家

  14. フライブルク発 〓 市立劇場の次期音楽総監督にアンドレ・デ・リッダー

  15. デトロイト発 〓 スラトキンがバイパス手術で4月、5月の公演をキャンセル

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。