東京発 〓 紀尾井ホール室内管弦楽団の次期首席指揮者にトレヴァー・ピノック

2021/08/15

紀尾井ホール室内管弦楽団(Kioi Hall Chamber Orchestra Tokyo)が次期首席指揮者にイギリスのトレヴァー・ピノック(Trevor Pinnock)を迎えると発表した。ライナー・ホーネックの後任で第3代首席指揮者となる。任期は2022年度シーズンから3年間。

ピノックはカンタベリー生まれの74歳。少年時代からカンタベリー大聖堂の聖歌隊員を務めるかたわら、ピアノとオルガンを学び、その後、ロンドンの王立音楽大学(RCM)に進んでチェンバロとオルガンを修めた。学生時代から「ガリヤード・トリオ」を結成、アカデミー室内管弦楽団などで演奏を重ねた。

1973年にオリジナル楽器によるアンサンブル「イングリッシュ・コンサート」を設立して、指揮、独奏の双方で活発な活動を行い、また、数々の録音で名声を確立。2003年に「イングリッシュ・コンサート」の音楽監督をヴァイオリン奏者のアンドルー・マンゼに引き継いでからはフリーの演奏家として活動している。

紀尾井ホール室内管弦楽団にデビューしたのは、旧・紀尾井シンフォニエッタ東京時代の2004年10⽉。以後、2020年2⽉の特別演奏会まで、これまでに計5回客演している。今後は首席指揮者として、定期演奏会の指揮台に年2回登場する。

    もっと詳しく ▷


写真:Trevor Pinnock / Tomoko Hidaki


関連記事

  1. ロンドン発 〓 英政府が「女王誕生日の叙勲」リストを発表

  2. 訃報 〓 ドミニク・アルジェント(91)米国の作曲家

  3. 訃報 〓 クリスティアーヌ・エダ=ピエール(88)フランスのソプラノ歌手

  4. ベルリン発 〓 コーミッシェ・オーパーが2018/2019シーズンのラインナップを発表

  5. ボン発 〓 ディルク・カフタン指揮のボン・ベートーヴェン管がベートーヴェンの交響曲第10番を世界初演

  6. リエージュ発 〓 指揮者のスペランツァ・スカップッチが喉の手術で休養

  7. ミュンヘン発 〓 ソプラノのニーナ・シュテンメにバイエルン州から「宮廷歌手」の称号

  8. 訃報 〓 大町陽一郎(90)日本の指揮者

  9. ジュネーブ発 〓 スイス・ロマンド管弦楽団がジョナサン・ノットとの契約を延長、任期に期限なし

  10. オデーサ発 〓 ウクライナの音楽祭「オデーサ・クラシックス」がエストニの首都タリンに会場を移して開催

  11. ニュルンベルク発 〓 州立劇場が音楽総監督のローランド・ベーアとの契約を延長

  12. ブリュッセル発 〓 モネ劇場が2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表

  13. チェルトナム発 〓 今年のフェスティバルの開催中止を発表

  14. 東京発 〓 新日本フィルが2020/2021シーズンのラインナップを発表

  15. ウィーン発 〓 国立歌劇場が新作の《カルメン》のストリーミング配信へ、カストロノーヴォの代役にベチャワ、ラチヴェリシュヴィリは現場復帰

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。