ロサンゼルス発 〓 第62回「グラミー賞」決まる

2020/01/27

米国のレコード業界で最も権威ある賞とされるグラミー賞(Grammy Awards)の授賞式が現地時間の1月26日、ロサンゼルスのステープルズ・センターで行われた。賞は今年で62回を数える。クラシック部門の受賞作は以下の通り。

……… 最優秀オーケストラ・パフォーマンス
アンドリュー・ノーマン:サステイン
グスターボ・ドゥダメル(指揮)
ロサンゼルス・フィルハーモニック


……… 最優秀オペラ・レコーディング
トビアス・ピッカー:歌劇《ファンタスティックなきつね氏》
ジル・ローズ(指揮)
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト(管弦楽)
ジョン・ブランシー(きつね氏)
クリスタ・リヴァー(きつね夫人)
アンドルー・クレイグ・ブラウン(農夫ボギス)


……… 最優秀合唱パフォーマンス
デュルフレ:合唱作品全集
ロバート・シンプソン(指揮)
エドゥアルド・テルセーロ(バリトン)
ケン・コーワン(オルガン)
ヒューストン室内合唱団


……… 最優秀室内楽パフォーマンス
キャロライン・ショウ:オレンジ
アタッカ四重奏団


……… 最優秀ソロ・インストゥルメント
ウィントン・マルサリス:ヴァイオリン協奏曲 / フィドル・ダンス組曲
二コラ・ベネデッティ(ヴァイオリン)
クリスチャン・マチェラル(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団


……… 最優秀ソロ・ヴォーカル
ソングプレイ
ジョイス・ディドナート(メゾ・ソプラノ)
チャーリー・ポーター(トランペット)
ラウタロ・グレコ(バンドネオン)
クレイグ・テリー(ピアノ&チェンバロ)
チャック・イスラエル(ダブルベース)
ジミー・マディソン(ドラムス)


……… 最優秀コンペンディアム
THE POETRY OF PLACES
ナディア・シュパチェンコ(ピアノ)
ジョアン・ピアース・マーティン(ピアノ)
ニック・テリー(打楽器)
コリー・ヒルズ(打楽器)


……… 最優秀現代音楽作品
ジェニファー・ヒグドン:ハープ協奏曲、他
ヨランダ・コンドナシス(ハープ)
ウォード・ステア(指揮)
ロチェスター・フィルハーモニー管弦楽団


写真:Los Angeles Philharmonic


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. モンテカルロ発 〓 モンテカルロ歌劇場が新制作の《マノン・レスコー》をライブ・ストリーミング、ネトレプコ主演

  2. クリーブランド発 〓 米国のクリーブランド管が音楽監督のフランツ・ウェルザー=メストに率いられて8月末から9月上旬にかけてヨーロッパ・ツアー

  3. シカゴ発 〓 シカゴ響が「ムーティ最後のシーズン」2022/2023シーズンの公演ラインナップを発表、注目集める客演指揮者

  4. 訃報 〓 カジミエシュ・コルト(90)ポーランドの指揮者

  5. ウィーン発 〓 国立歌劇場の世界初演《オルランド》で演出家が交代

  6. ライプチヒ発 〓 中部ドイツ放送響の首席指揮者にデニス・ラッセル・デイヴィス

  7. ミュンヘン発 〓 ミュンヘン放送管が首席指揮者イヴァン・レプシッチとの契約を延長

  8. 訃報 〓 ゲオルク・クリストフ・ビラー(66)ライプツィヒ聖トーマス教会第16代カントル

  9. オスロ発 〓 ノルウェー放送管の次期首席指揮者にペトル・ポペルカ

  10. ボン発 〓 ベートーヴェン・ハウスが弦楽四重奏第13番の自筆譜を入手

  11. シンガポール発 〓 シンガポール響がインターネットで支援の訴え

  12. ロンドン発 〓 レザール・フロリサンが創立40周年ツアー

  13. ベルリン発 〓 ドナルド・ラニクルズがベルリン・ドイツ・オペラとの契約を延長

  14. 香港発 〓 香港フィルが日本、韓国ツアーを中止

  15. トロント発 〓 トロント交響楽団の音楽監督にグスターボ・ヒメノ

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。