バイロイト音楽祭(Bayreuth Festival)で7月26日、ボー・スコウフス(Bo Skovhus)が《ニュルンベルクのマイスタージンガー》の公演に飛び込み、ステージの袖から体調の悪かったヨハネス・マルティン・クレンツレ(Johannes Martin Kränzle)の動きに合わせてベックメッサー役を歌い、公演を救った。もちろん、会場から大喝采を浴びた。
出演した《ニュルンベルクのマイスタージンガー》はバリー・コスキーの演出、フィリップ・ジョルダンの指揮で、今年が最後の上演。クレンツレがキャンセルを申し出たのは当日になってからで、音楽祭によると、スコウフスが劇場に到着したのは出番に間に合うかどうかのギリギリのタイミングだったそうで、衣装に着替える時間すらなかったという。
写真:Bayreuther Festspiele
バイロイト発 〓 バイロイト音楽祭《ニュルンベルクのマイスタージンガー》の公演で、ボー・スコウフスが滑り込みで代役務めて公演救う
2021/07/29
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