マドリードのテアトロ・レアル(Teatro Real)で7月19日、《トスカ》に出演していたソンドラ・ラドヴァノフスキー、ヨナス・カウフマンの二人が会場からアンコールに応えてそれぞれアリア「歌に生き、恋に生き」、「星は光りぬ」を再度歌い、大喝采を浴びた。同一舞台で二人がアンコールに応えたのは史上初という。
今回の《トスカ》の公演は7月4日の開幕で、主役トスカ役にラドヴァノフスキー、マリア・アグレスタ、アンナ・ネトレプコの3人を起用。カヴァラドッシ役もカウフマン以下4人、スカルピア役もカルロス・アルバレス以下3人が入れ替わりで出演するという力の入った公演で、ニコラ・ルイゾッティが指揮している。
ラドヴァノフスキーは初日4日の公演に続き、7日、10日、13日、16日の公演にも出演しており、どの公演でもアンコールに応えてきたという。一方、2回だけ出演するカウフマンは19日の公演が初日で、テアトロ・レアルでオペラに出演するのは1999年以来、久々の出演だったという。
写真:Teatro Real / Javier del Real
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マドリード発 〓 カウフマンとラドヴァノフスキーがともにアリアを再度熱唱、同一舞台で二人はテアトロ・レアル初
2021/07/20
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