ブレゲンツ発 〓 ブレゲンツ音楽祭、2021年のスケジュールを発表

2020/07/26

オーストリアのブレゲンツ音楽祭(Bregenzer Festspiele)が来年のスケジュールを発表した。今年2020年は7月22日から8月23日の日程で開催される予定だったが、コロナ禍で中止された。

音楽祭はボーデン湖上に設けられた特設ステージでオペラを上演、約6,000席の客席がそのステージを囲むスタイル。2019年は27公演が行われ、延べ約181,000人が来場した。2年ごとに上演作品を変えており、昨年と今年はヴェルディ《リゴレット》を上演する予定だった。

来年の音楽祭は7月22日の開幕。今年上演出来なかった《リゴレット》が上演され、28公演が行われる。指揮はエンリケ・マッツォーラ(Enrique Mazzola)他。

元々の計画では、2021年から上演が始まる予定だったアンドレアス・ホモキが新演出を手がけたプッチーニ《蝶々夫人》は2022年からの上演になる。

また、音楽祭のレジデンツ・オーケストラを務めるウィーン交響楽団(Vienna Symphony Orchestra)のコンサートも。2020/2021シーズンから首席指揮者に就任するアンドレス・オロスコ=エストラーダ(Andrés Orozco-Estrada)が登場する。

写真:Bregenzer Festspiele / Anja Köhler


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. トーレ・デル・ラーゴ発 〓 プッチーニ・フェスティバルが2024年の公演ラインナップを発表

  2. ザルツブルク発 〓 復活祭音楽祭の開催を断念、新型コロナウイルスの感染拡大で

  3. グラインドボーン音楽祭 〓 音楽祭の開幕延期を決定

  4. ライプツィヒ発 〓 バッハ音楽祭が2025年の公演ラインナップを発表

  5. ウィーン発 〓 国立歌劇場の舞踏会「オーパンバル」、3年ぶりに開催へ

  6. ウィーン発 〓 国立歌劇場のボグダン・ロシュチッチ総監督が契約を延長

  7. ルツェルン発 〓 ルツェルン音楽祭が秋のイベント「ベートーベン・別れ」をキャンセル

  8. 松本発 〓 「セイジ・オザワ松本フェスティバル」2年連続の中止を発表

  9. ウィーン発 〓 国立歌劇場管のコンサートマスターにイスラエルの若手ヤメン・サーディ

  10. ウィーン発 〓 カウフマンがフランスのレジオンドヌール勲章コマンドゥール章を受章

  11. ウィーン発 〓 国立歌劇場が新シーズン、2025/2026シーズンの公演ラインナップを発表

  12. シカゴ発 〓 グラント・パーク音楽祭の芸術監督・首席指揮者にジャンカルロ・ゲレーロ

  13. マルティナ・フランカ発 〓 ヴァッレ・ディートリア音楽祭が2025年の公演ラインナップを発表

  14. ウィーン発 〓 ウィーン響が鉄道での移動を優先、「カーボン・ニュートラル」の取り組みで

  15. ザルツブルク発 〓 復活祭音楽祭、2023年のオペラはカウフマン主演の《タンホイザー》。レジデント・オーケストラにアンドリス・ネルソンス率いるライプツィヒ・ゲヴァントハウス管

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。